「勉強を続けているのに英会話がさっぱり上達しない…」という方は、学習に取り組む姿勢や、やり方自体を見直すことが大切。今回は、英会話が上達しない原因とお悩みを解消するコツについてご紹介します。
英会話を上達させるには、まず上達しない原因を知ることが大切です。ここでは、上達を阻害する主な原因を2つご紹介します。
「テストでは良い点が取れるのに英語が話せない」という方は、英語のアウトプット不足が原因です。単語や文法を覚えたり、英会話のフレーズをリスニングするインプット学習が中心になってしまうと、英語の知識は身につきますが、英会話は上達しません。英会話の要となるコミュニケーション力を伸ばすには、アウトプットの練習が必要不可欠です。
学生時代に減点方式の英語テストを受けてきた経験から、「英語の発音や文法を間違えてはいけない」と考える傾向が少なからずあります。ですが、完璧にこだわり過ぎると、間違えを恐れて英語を話すことに消極的になるかもしれません。先述の通り、英会話の上達にはアウトプットが必須。多少の間違いは気にせずに、積極的に英語を話すことが大切です。
先述の英会話が上達しない2つの原因を踏まえたうえで、上達につながる3つのコツをご紹介します。英会話が上達しないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
英会話を上達させるには、覚えた単語やフレーズ、文法を使ってアウトプットすることが重要です。
1人でもできるアウトプットの練習法としては、英語で日記をつけるのがおすすめ。長い文章で書こうとすると長続きしない可能性があるため、最初は短いフレーズで書いてみましょう。英会話を上達させるうえで大切なのは、毎日アウトプットを続けることです。
英会話は一朝一夕で身につくものではありません。脳内の記憶領域に単語や文法、発音などを定着させるには、繰り返しの学習が必要です。積極的に反復練習を積み重ねていきましょう。仕事で忙しい方は、スキマ時間を上手に活用して、1日数分程度であっても練習を続けるよう心がけてください。
独学で英会話が上達しないのであれば、英会話スクールやオンライン英会話を利用するのも手です。講師を相手に英会話の練習ができるので、効率よくアウトプット力を鍛えることができます。また、自分ではなかなか気づきにくい発音や文法の誤りを指摘してもらえるのも魅力です。
英会話を上達させるには、上達しない原因に合わせた対策を講じることが大切。なかでも、英会話上達の要となる「アウトプットの量」を増やすことは、非常に重要です。ご紹介したお悩みを打開する3つのコツを参考に、学習の仕方を見直してみましょう。